2007年12月11日

「民話って何だろう? 3 」

知り合いのある先生から、貴重なアドバイスを頂き、感激しています。

----引用----
その際、ぜひご考慮願いたいことは、
「ひらがな」を、どのように使うかという点です。
方言の音を実感させるためには、ひらがなを駆使しなければなりません。
音を実感させつつ読みやすい表記、この二点を両立させなければならないことが、「方言」による民話の採録の難しさかと思います。
それから、漢字の使用比率を通常の文章よりも下げなければ、
文自体に硬さが生まれてしまいます。
特におばあちゃんによる語りの部分は、配慮が必要かと思います。
方言の資料として記述しているわけではありませんので、
正確に音を再現することよりも、山形の各地域の方言を実感させる表記を見つけ出すことが肝要かと存じます。

先生、アドバイス本当に有難うございました。

私自身、五里霧中・暗中模索・試行錯誤、悩み・迷い・練り直しの繰り返しですが、毎日こうして夢中で取り組むことが楽しくって、ありがたくって、なんだか民話の持つ不思議な温かさに包まれています。

また、読者の方で、もしお気づきのことがありましたら、是非、宜しくお願いいたします。


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Posted by ほんねず at 11:04│Comments(0)民話のこころ
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